[特 長]
*天敵生物であり、環境に対する影響、各種残留問題、人畜に対する毒性の心配がありません。 *ミカンキイロアザミウマ、ミナミキイロアザミウマの発生初期に使用することで、経済的に長期間密度を抑制します。 *天敵生物なので、薬剤抵抗性発達の心配がありません。 *放飼の処理が簡単で、労力の軽減がはかれます。 *新JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされませんので、有機栽培・減農薬栽培等でも使用可能です。
*ククメリスカブリダニについて
容器内で天敵が偏在していることがあるので、使用の際は容器を横にしてゆっくり回転させ、均一に混 在させたのち放飼します。一株当りの使用量(50〜100頭)は容器を軽く一振りした振り出し量(約 0.1〜0.2g)で確保できるので、それを目安に株元または葉上に放飼します。葉上に乗り難い作物で は、ティッシュなどの紙片上に一振りし、紙片を緩く“おひねり”状にした後、葉上に乗せるようにし ます。
*ナスの圃場なら、果実肥大がやや始まったときの枯れつつある花を抜き取って見ます。雄しべの根元 に、肉眼でやっとわかる大きさの白いダニが走っていたら、それがククメリス。ククメリスが定着している圃場なら、2、3花に1頭ずつは見つかります。 *イチゴでも、肥大途中の果実とがくの間に見つかります。 *いずれの作物でも、収穫時に果実ごとククメリスが持ち出されるロスが問題。圃場内に敷き藁や籾殻を置いて、ククメリスの代替餌であるコナダニを発生させること、摘葉した枝葉をしばらく通路上に 放置することなどが、高知のナスで実践されています。
[使用上の注意事項]
*本剤はアザミウマ類を捕食する天敵ククメリスカブリダニを含有する製剤である。 *容器内でのククメリスカブリダニの生存日数は短い場合もあるので、入手後すみやかに使用し、使いきる。 *容器内で天敵が偏在していることがあるので、使用の際は容器をゆっくり回転させ、均一に混在させたのち放飼する。 *一株当りの使用量(50〜100頭)は容器を軽く一振りした振り出し量(約0.1〜0.2g)で確保できるので、それを目安に放飼する。 *アザミウマ類の密度が高まってからの放飼は、十分な効果が得られないの で、発生初期に最初の放飼をする。 *有効な天敵密度を保つため、アザミウマ類の発生初期より1〜2週間間隔で株元もしくは葉上に放飼する。 *本剤の放飼前後における薬剤散布は、天敵の活動に影響を及ぼすおそれがあるので、放飼前後の薬剤散布は避けること。 *本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する 場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 *ククメリスカブリダニの餌として封入されているケナガコナダニは、農作物を加害することがあるので、十分注意して使用すること。 *適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。