(1)本剤は、使用する直前まで冷暗所(約5℃)に保存すること。但し、乾燥及び冷凍は避けること。
(2) 薬液を調製する際、本剤の使用量を所定の希釈液量で希釈し、調製はトレイ単位で行うこと。
(3) 薬液は、30℃以下の水で直射日光が当たらない場所で調製し、調製後は出来るだけ速やかに散布すること。また、線虫は沈みやすいので常にかき混ぜながら散布すること。
(4) 芝、かんしょの茎葉、かんしょ、いちご、果樹類に使用する場合の薬液の調製は、以下のとおり行うこと。
@ 1m2当り0.5ℓ〜2ℓ処理する場合、2500万頭(約10g)を50ℓ〜200ℓ
の水に希釈すること。
(5)本剤を使用する場合、乾燥や高温の条件下では線虫の効果が落ちるので使用は避けること。
(6) 本剤を使用する場合、地温が15℃以下では線虫の活動が低下して効果が劣るので、低温が予想される場合には使用を避けること。
(7) 本剤を芝に使用する場合には、以下の点にも留意すること。
@ 散布は曇天又は小雨時に行なうことが望ましい。やむを得ず晴天時に散布する場合にはできるだけ日没時に行なうこと。
A 芝が乾燥している場合には、散布前に予め散水すること。また、線虫は芝の表面にも付着するので、散布後もスプリンクラー等でサッチ層が全体的に十分に濡れるまで散水すること。
(8) 本剤を花き類・観葉植物に使用する場合には、以下の点にも留意すること。
@ 本剤の使用は幼虫防除を目的とし、根元に灌注すること。
A 薬液が葉に付着すると汚れが残るので、葉にかからないように株元に灌注すること。葉に付着した場合、薬液が乾燥する前に散水し洗い流すこと。
(9)本剤をヤシに使用する場合には、以下の点にも注意すること。
@ ヤシオオオサゾウムシ幼虫防除を目的とし、ヤシ樹頂部に散布すること。
A 散布は十分滴るように行い、散布駅量は目安として成木に対して10ℓ程度とし、ヤシの大きさによって適宜調整すること。
(10) 本剤をかんしょに使用する場合には、以下の点にも留意すること。
@本剤をアリモドキゾウムシ・イモゾウムシに使用する場合は成虫防除を目的とし、できるだけ多くの散布水量で株元に灌注すること。
(11) 本剤を野菜類に使用する場合には、以下の点にも留意すること。
@ 本剤をハスモンヨトウに使用する場合は老令幼虫防除を目的とし、灌水チューブあるいは手灌注により株元に処理すること。
A 灌水チューブの種類(フィルター等)によっては、線虫が通り抜けられない場合があるので注意すること。
B 手灌注する場合、薬液が葉に付着すると汚れが残るので、葉にかからないように株元に灌注する。葉に付着した場合、薬液が乾燥する前に散水し洗い流すこと。
(12) 本剤を果樹に使用する場合には以下の点にも留意すること。
@ 本剤は土壌中に生息するモモシンクイガ中・老齢幼虫〜夏繭防除を目的とし、散布適期を見極めて処理すること。
A 散布場所はモモシンクイガ幼虫発生源土壌(果樹園、放任園)とし、雑草等植物が繁茂している場合には、それらをなるべく取り除いて処理すること。確実に線虫を土壌に処理するため、植物に付着した線虫を洗い流す「後散水」はより効果的である。
B 本剤の施用は慣行防除の補完剤として密度を抑制し被害果率を下げるために使用すること。
慣行防除の補完剤以外の利用では効果が劣る場合もある。
(13) 本剤をももに使用する場合には、以下の点にも留意すること。
@ 本剤をコスカシバに使用する場合は虫糞が見られる所を中心に主幹部全体に散布すること。散布液量は目安として成木に対して1〜5ℓ程度とし、樹の大きさによって適宜調整すること。
A 散布は小雨時に行うことが望ましい。晴天時の散布は避けること。
(14) 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。
なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。